中村一義の「ロックンロール」は「Good Times」のパクリ!?

いま、Plimsouls(プリム・ソウルズ)の「Good Times」という曲を聴いていて、「あれっ、なんか似たような別の曲を聴いたことがあるなぁ」と思っていた。

よ~く記憶をたどってみると、中村一義の「ロックンロール」という曲を思い出した。

早速両者を聴き比べてみた。

まず、曲全体の雰囲気が似ているが、顕著に分かる部分として、

  1. 「Good Times」のメイン・リフ(0:28~)と「ロックンロール」のメイン・リフ(イントロ~)がほぼ同じである。
  2. さらに決定的なのは、「Good Times」の3:09~のギター・フレーズと「ロックンロール」の2:13~のギター・フレーズが同じ。これは偶然似てしまったとかいうのはありえない。

というわけで、以上2点から、中村一義の「ロックンロール」は明らかに「Good Times」を意識して作られたものである可能性が非常に高いと思われる。

ただし「ロックンロール」のギターは真島昌利が弾いているので、彼が意図的にPlimsoulsのフレーズを採り入れたのかもしれない。だってマーシーの趣味からいって、どう考えてもplimsoulsが好きだろうし・・・。

こういう「似てる曲」探しはネットでよく見かけるけど、この2曲の類似に関して指摘しているサイトはググっても見つからなかったので、僕が最初に見つけたのかもしれないと思って今回、記事にしました。

ちなみにAmazonで中村一義の『ERA』のレビューを読むと、「犬と猫」がBADFINGERの「No Matter What」を出発点にしていると書いている人がいる。だが、どの辺がそうなのか、僕にはよく分かりません。全然似てない気がするんだけど。

一方、「永遠なるもの」がThe SMALL FACESの「Afterglow」を下敷きにしているという主張は分かる気がする。

2011/8/4 追記

よく調べたら、「Good Times」はEasybeatsがオリジナルでした。ただPlimsouls版はわりとオリジナルに忠実なカバーです。どちらにせよ、中村一義が「Good Times」を下敷きにして「ロックンロール」を作ったのは100%間違いないでしょう。ちなみに「Good Times」には「Rock’n Roll」という歌詞が出てきます。

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