モニターに張り付いてチャートを眺めるべきか?

FXの鉄則

専業トレーダーというと、一日中パソコンのモニターに張り付いて、ずっとチャートと睨めっこしている・・・というイメージが強いようです。

僕も知人に、「専業トレーダーならパソコンの前にいないとダメなんじゃない? こんな遊んでて大丈夫?」などとよく心配されます。

でも僕の持論としては、モニターにずっと張り付くのは必ずしも良くない、と考えています。

モニターに張り付くのが良くない理由

数秒から数分くらいで決済するスキャルピングなら必然的に張り付きが必要ですが、そうでなければ、数十分から数時間のデイトレも含めて、基本的には張り付くのが必ずしも得策とは思えません。

ポジる前まで(あるいは指値や逆指値の注文を出すまで)はチャートの分析のためにモニターの前にいる必要があります。しかし。一度何らかの根拠を元にポジったり勝負ポイントを決めたならば、あとはOCO(ポジを既に持ってる場合)なりIFDOCOなりを入れて放置・・・がベストだと思っています。

理由としては、

  1. ポジった後もチャートをずっと見ていると、上げ下げに一喜一憂して感情が乱れる。
  2. 感情が乱れると、ポジった根拠やターゲットやストップ設定の根拠をつい忘れて、慌てて利食いしたりストップを広げてしまったりする。

節目のチェックは自動化する

というわけで、僕はスキャルピングをやる時以外は、OCOやIFDOCOを入れてあとは放置。なるべくチャートを見ないようにしています。

ただし、各種の節目となる価格に到達したら自動でメール通知が携帯に届くようにしておきます。こうしておけば、その節目節目の時だけチャートを確認すればいいのです。

しっかりチャートを分析して計画を立てた上で、ポジるチャンスを待っていたり実際にポジったり。後は寝ていたり遊んでいたり。

だから、FXをよく知らない人から見ると、「寝てて大丈夫なのか?」と思えてしまうようです。

だけど前述のように、そうしたほうが感情の起伏に左右されずに、計画通りのトレードを実行できる秘訣なのです。

「OCOやIFDOCO注文なんて出来ない! 決められない!」というのなら、そもそもトレードするべきではありません。
計画が立てられていないトレードは単なる丁半博打です。

含み益があるけどもっと利を伸ばしたい、だけど心配だからチャートから離れられない・・・という人は、ストップを切り上げて、建値と同じかそれ以上(プラスになる位置)にしておけばいいのです。

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