以前に書いた、爆発的複利で短期決戦の記事。
この記事では「通常時」を想定した爆発的複利を狙う戦略をお伝えしました。
今回は「特殊な状況」を想定してシミュレーションしてみます。
特殊な状況とは、値が瞬時に大きく動く指標発表時のことを指します。
設定にもよりますが、上手いことやるとたった5回程度のトレードで一万円が一千万円に膨れ上がります。
なんと5日で一千万円に到達!
複利計算ツールで試算した結果が、下記の画像です。
上記画像の通り、たった1万円で開始したのに、わずか5回目のトレードで約1000万円に膨れ上がっています。1日1回のトレードなら5日で達成だし、1日5回のトレード・チャンスがあったなら1日で達成できるということになります。
もちろんこれはシミュレーションなので必ずそうなるわけではありません。でも可能性がゼロではないというだけでも夢が膨らみます。
ハイレバであればあるほど偶然に頼るべき
レバレッジを高くすればするほど、指標発表時(FOMCなど)のような特殊な状況を利用したほうが合理的になっていきます。レバが高いということは、すなわちわずかでも逆方向に動けば即座に狩られてしまうということです。
レバレッジが888倍ともなると、10pipsちょっとマイナス方向に動いただけで、もう強制ロスカットでしょう。
XM.com等の場合は追証がありませんから資金がマイナスにはなりませんけれども、しかしポジションは解消されてしまいます。
通常の相場でも、エントリーしてからすぐに逆方向に10pips以上動くのはざらにありますね。
それがじりじりだろうが一瞬だろうが、とにかくハイレバ時に10pips程度でもマイナスに動けばアウト。
だったら、指標発表などの特殊な状況において、プラマイどちらにでも一瞬で大きく動く可能性があるときにハイレバでいけば、実質的に50%の確率で勝てることがほぼ確定したようなものです。偶然でもいいから半分の確率で大きく稼げる可能性が出てきます。
XM.comなら追証が無い・・・つまり、
「損失額の限度はある(残高がゼロ以下にはならない)けれども、利益額は無限(青天井)」
という非常に有利なエッジを持った状況が現出するわけです。このような明らかに有利なペイオフ・レシオを意図的に狙うことはとても重要です。
【参考リンク】経済指標発表カレンダー – FX | みんなの外為
具体的な注文方法
具体的な事例を考えてみましょう。
必要な条件は、
- 一瞬で大きく動く場面のみエントリーすること
- 損失額が限定されていて、かつ、利益の上限が無いこと
これらを実現する具体的な手段は次の通りです。
- IFDOCO注文を使う
- 追証なしの業者を使い、強制ロスカットされる幅以上のpipsで利確する
指標時は値動きが荒く速いので、成り行き注文ではとても間に合いません。そこで指標発表前にIFDでストップ・オーダー(逆指値注文)を出し、動いた方向に自動的に乗れるようにしておきます。
そしてその注文が刺さったら、そのまま自動的に決済用のOCOで例えば「リミット50pipsのストップ10pips」とかになるように注文しておけばいい。すなわちIFDOCO注文を事前に出しておくわけですね。
例として、たとえば指標発表直前のドル円が120.00だとする。
このとき、IFDOCOで現在値から上下方向(指標発表で上がると思えば上昇方向、下がると思えば下落方向)に20pips~50pipsくらい(←指標の重要性によって違う)離れたところに新規ストップ・オーダーを出し、さらにそこから上述したような任意の幅を決めた決済用の指値と逆指値を置いておけばいいですね。
これで「新規注文が刺さる→そのまま決済注文も刺さる」という流れが自動かつ一瞬で決まったりします。
MT4での注文設定のやり方
具体的にMT4の注文発注画面で説明しますと、たとえば以下の画像のようになります。
この画像は120.00から上昇方向に動く場合を想定したIFDOCO注文となります。
このIFDOCO注文を文章で表現すると、
「現在120.00付近だが、指標で上に動くと予想。だから指標発表で上に動いて120.300に到達したらBuy Stop(逆指値の買い)が執行される新規注文を入れる。そのまま上昇を続け、120.800に到達したらそのまま利確の指値注文(T/P)も執行される。」
という感じですね。
こういうIFDOCOを指標発表前に注文しておけば、新規建玉から利確決済まで全てが完全自動なのでいちいち相場に張り付く必要がありません。そもそも指標時はチャートが急速に乱高下しますので、手動では間に合いませんね。自動で決済まで完結するIFDOCOなら手動注文のような操作ミスも起こらないので安心です。
逆に下落方向にも同じようにIFDOCO注文を出しておけば、仮に上下どちらに動いても対処できますね。
決済用の逆指値に関しては、まあ一応、設定しておくだけです。
現実にはハイレバの場合はエントリーからちょっとでもマイナスに動けばどうせ即強制決済ですから、決済用の逆指値注文があってもなくてもあまり大差はないですね。
注意事項
この方法だと、指標発表時に想定した以上の幅で動きがあれば、理論的には50%の確率で勝てるうえに非常にペイオフ・レシオの良いトレードとなりえます。
しかし現実には
- そもそもスプレッドがある
- 指標時にはスプレッド拡大することも
- 新規注文は逆指値なので滑る=想定外の値で約定する可能性
- 想定した幅に満たない動き(リミットを置いたポイントに届かない)になる可能性
などの問題があり、必ずしも理論通りの50%の確率で勝てるとは限りません。また、仮にスプレッドが極端に拡大したら、ハイレバすぎる場合は新規約定と同時に強制ロスカとなる可能性もありえます。
さらに、せっかく予想通りに動いたのにリミット(決済指値 T/P)まで届かずに反転して結局ストップにかかるという可能性すらあります。
こういったことに気をつけ、決済用OCO(特にリミット)の幅の設定は慎重に見極めましょう。
また、この手法はかなり運任せでギャンブル的要素の強いやり方です。したがって大金をつぎこんではいけません。少額を爆発的に増やせるからこそハイリスクなのに魅力があるのであって、資金を大量に入れてはいけません。
全額失っても平気な金額にすべきです。たとえば100万円使って一発勝負をするよりも、そもそも何度か失敗するという前提で、数万円から始める勝負を何回も仕掛けるほうが圧倒的に賢いやり方だと私は思います。
毎回繰り返し申し上げておりますが「楽に簡単に大儲け」なんてことは世の中ありえません! しっかり厳密なリスク管理をして、自己責任でお願いいたします。
安全性を高めるならば、まず一回目のトレードに成功した時点で、半分くらいを出金しておけばいいでしょうね。
たとえば10万円を入金して一発で40万円とかに増やせたならば、そのうち10万~20万円くらいを出金。そして出金した残りの資金で今回の指標狙いトレードをまた続ける。
こうすることで、ある程度の安全性を得た上でスーパーハイリターンを狙える状態が完成しますね。
あと、くれぐれも「追証がない業者」でやってくださいね。
追証ありだと、とんでもないことになります。
追証無しという条件で、今のところ調べた限りではXM.comがいいかなと個人的には思って使っています。どの業者がいいかは各自の好みもありますので、いろいろ調べてみてください。
すでに口座開設済みの方はこちら → XM会員ページ
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