統計の有用性を実感する方法

このブログでしょっちゅう「統計」という単語を使っています。

しかし。

自分のトレードの統計を算出してない方。
統計の意味がよく分かってない方。
いますよね。

統計を取る意味・統計の有用性が簡単に分かる一例を教えましょう。

スイート・スポットと呼ばれるラインがあります。
いわゆる「00」や「50」などの、節目となる大台のことです。
131.00とか、131.50とか。
人間が心理的に自然と強く意識するポイントです。

これは誰がどう見ても一目瞭然のラインです。
トレンドラインなどは引く人によって差が出たりしますが、スイートスポットは誰が見ても完全に同じものを指す。非常に客観的に使えるポイントの一つです。

このラインに価格が到達したとき、跳ね返される確率は何%なのか。そして跳ね返されるとき、ある一定の時間に何pipsくらい跳ね返るのか。あるいはラインを抜けた場合、その後一定の時間でどこまで抜けていくのか。

こういう記録をとって確率や跳ね返る幅を統計として出してみると、なんか「トータルで利益が出るヒント」が見えてくると思いますよ。

統計って言っても専門的な難しい計算は不要で、四則計算できればOK。
エクセル使えば、なお楽チンです。

これを1~2ヶ月くらいきっちり記録つけてれば、アホでも「いろんな事実」に気がついてくると思います。

いちいち統計計算しなくとも、記録を詳細につけてるだけでも自然と大まかに見えてきますよ。逆に言えば、記録のとり方が雑だと全く無意味です。

それと、ここでスイートスポットの例を出したのはあくまでも一例であって、他にもたくさん「誰が見ても同じ」と言えるテクニカル指標はたくさんありますよ。それらについて、いろいろ検証してみると面白いと思います。

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