チャートやテクニカルが機能する秘密=予言の自己成就

以前の記事で、「FXの手法は何でもいい」と書きました。

何でもいいと言うのは、「適当でいい」とか「どうでもいい」という意味ではありません。

しっかり統計を取ってエッジがある(統計的に有利である)もの、自分の生活スタイル・トレードスタイルに合っているもの・・・等をクリアした手法であることが最低条件です。逆に言えば、それらがクリア出来てさえいれば「何でもいい」のです。

誰もが絶対に勝てる万能の手法などありません。仮にAさんが儲けている手法があったとして、それをBさんが同じように実行しても同じ結果にならないことはよくあります。資金規模も含め、AさんとBさんはいろいろな条件が違うのですから、当然です。ですから、自分に合った手法を開発することが大事。

で、一つ簡単な手法の開発法をお教えします。

それは以前にも書きましたが、「多くの人が注目している何か」を基準にすること。

たとえば最も分かりやすい例で言えば、直近の高値・安値などがあります。これは誰が見ても主観的な解釈の余地がない数字であり、誰もが意識する数字です。主要な平均線などもそうですね。誰が計算しても同じ結果になるものですから、みんなが同じポイントで行動する可能性が高い。

となると、不思議なことが起こります。いや、結果的には不思議でも何でもないんですが、「チャート上での予言の自己成就」とでも呼ぶべき現象(僕が勝手に名付けただけですが)が起こります。これについて詳しくは「予言の自己成就」でググってみてください。

簡単に結論だけ言いますと、「みんながこうなるだろうと予想しているところでは、(短期的には)だいたいその通りになる(ように皆が動いてしまう)」ということです。

あとはご自分でよく考えてみて、独自手法の開発にお役立てください。

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