核融合炉=人工太陽

脱原発の次世代技術として注目を集める核融合発電。
原発が「核分裂」なら、これは「核融合」。
すっごく簡単に言うと「人工太陽」みたいなものらしいです。

理論上は「暴走しない仕組みなので安全」らしい。でも結局、学者サマの理論なんかもう、今回の原発の件で信じられないわけで・・・。「太陽」を地球上で作って安全なわけがないだろう、ってのが自然な反応だと思う。

常に理論上の想定を超える事態を考えなければいけないわけで。

だから福島原発について「想定外だった」を繰り返す東電には本当に腹が立つ。天災のせいにしようとする開き直りぶりがムカつく。万が一の「想定外」が起きたときに自動的に安全停止する何重もの装置を用意しとかなかったから叩かれてるんだろ、と。(フェイル・セーフという考え方です)
あらゆるリスクが全て想定内に収まれば苦労しないよ。

しかも津波による原発暴走の危険性は既に何年も前から指摘されてた(しかも東電はそれを無視していた)のだから、想定外という言い訳はそもそも成立しえない。

核融合の話に戻すと、調べてるうちに次のページで面白いことを知った。
http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/faq/index2-a.html

普通の家庭にある蛍光灯の管の中は、点灯中はなんと「1万度」にも達するそうです。これは知らなかった・・・。

まあそれはともかく、人類はそろそろ「進歩」だけでなくて、「現状維持」とか「勇気ある撤退(退化)」を考えなければいけないステージに来ているかもしれませんね。少なくともエネルギー技術に関しては、究極まで突き詰めていくと宇宙誕生時のビッグバン並みにとんでもない事態になりそうな気がする。制御しきれないことをやってはいけないと思う。

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