戦力(資金)の逐次投入は最も愚かな兵法

古来より戦争において、「戦力の逐次投入」は最も愚かな兵法だとされてきた。

逐次投入というのは、簡単に言えば「小出しにすること」だ。

孫子の兵法が有名だが、大東亜戦争において日本軍大本営はこの愚行を繰り返し、兵隊の命をいたずらに消耗させた。

少数の兵でも奮闘できたのはわずかな例しかない。たとえば硫黄島の栗林将軍のように、ランチェスター戦略(・・・を栗林将軍が知っていたかどうかは分からないが)に則って、米軍を局地的な近接戦に引きずり込んだからまずまずの勝負ができた。しかし原則的にはやはり戦力の差が大きければ大きいほど、圧倒的な結果の差となってしまう。

FXにおいてもこれは同じである。
「戦力」を「資金」に置き換えて考えてみるといい。

口座に5万円入れては溶かし、5万円入れては溶かし・・・を繰り返すのは愚の骨頂。
それなら100万円くらい貯まるまで待ってからやるべし。

同じ枚数・同じストップにしたトレードだとしても、証拠金維持率に余裕があれば、無意味な強制ロスカットを気にする必要がなくなる。

また、毎月20万円稼ごうと思っても、資金が20万円しかなければ、一ヶ月で100%増やさなければならない。一ヶ月で100%と言ったら、年利換算で単利でも年利1200%(!)である。毎日5%増やすことを1年間続ける必要がある。これは伝説級のトレーダーでもありえない数字だ。

ところが資金がもし仮に2000万円あったら?
一ヶ月でわずか1%増やすだけで、20万円稼げる。つまり、1日あたり0.05%増やすだけでいいのである。こちらはずいぶんとハードルが低い。

同じ20万円という結果を得るのに、同じ人がまったく同じ手法で相場に挑んだとしても、資金量が違うだけで、その労力やリスクが圧倒的に違うのがよく分かるだろう。

というわけで、戦力を小出しにしてその都度全滅を繰り返すべからず。十分な戦力が整うのを待ってから、全力で出兵すべし。(※注:全力と言っても、ハイレバ全力で勝負しろという意味ではありませんよ。念のため)

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コメント

  1. […] 以前の記事で、「戦力の逐次投入は最も愚かな兵法」だと書いた。 […]