スプレッドの重要性

スプレッドの狭さについて、あなたはどれだけこだわっていますか?

ちょっとくらい広くてもいいや

とか、

業者を乗り換えるのが面倒だから、今の(広い)スプレッドでもいいや

とか。

そんなんだと、いつまで経ってもスプレッド貧乏です。スプレッドの差は、積もり積もって決定的な差を生み出します。スプレッドというのはFX業者の手数料であり、トレーダーからしてみれば取引コストです。コストは安ければ安いほうがいい。

世の中のあらゆるシグナル配信者や、システムの成績、あるいは自分自身の過去の成績を見てみてください。すると、毎月数百pipsを安定して取るのがいかに難しいことかが、よく分かります。

大儲けするのに、毎月何千pipsも取る必要はありません。仮に毎月100pipsでも大儲けできる。なぜなら、リスク管理にもとづいて決めた許容ドローダウンの範囲内でそれが「ほぼ確実に」取れるならば、あとは資金をどうにか調達してロット数を増やせばいいだけだからです。あるいは多少時間がかかってもいいのならば、複利で資金を回していくだけです。

ところがこれが難しい。

毎月100pipsでも200pipsでも、安定的に取れている人は凄い才能があります。あ、念のため言っておきますが、膨大な含み損を塩漬けにした結果の100pipsとかは無意味ですからね。100pips取るのに最大ドローダウンが1000pipsだったとか、アホの極致ですよ。

で、話を戻しますが、そうして得た100pipsなり200pipsなりにおいて、スプレッドの占める割合を考えてみましょう。

デイトレーダーで、仮に毎日3回トレードするとします。
一ヶ月の営業日は約20日ですから、3×20=60で、月に合計60回トレードすると仮定します。

このとき、たとえばポンド円でスプレッドが2pipsの業者を使う場合と、5pipsの業者を使う場合とで、一ヶ月にかかる手数料(スプレッド)の合計を比較してみます。

・2pipsの場合
60×2=120pips

・5pipsの場合
60×5=300pips

なんと、両者の差は180pipsにもなります。

スプレッドが2pipsの業者でさえ、60回トレードするのに120pipsものコストがかかっているわけです。1回エントリーするごとに、エントリーした瞬間にマイナス2pipsとなっているのです。

120pipsということは、毎回10枚でポジってる人なら12万円、100枚なら120万円(!)もの手数料を、知らず知らずのうちに支払っているわけです。

上記のケースの場合、一ヶ月の成績として実質的にプラマイゼロ以上の結果を出すためには、実質120pips以上勝たなければならないわけですね。これは大変なことです。ましてやスプレッドが5pipsの業者なんて使っていたら、マイナス300pipsからのスタートになってしまう。

毎月300pips程度でも安定して取れれば相当に優秀な部類と言えるのですから、そこで120pipsだの300pipsだのといったコストがいかに巨大なものであるかは、もう明白でしょう。

1日に何十回も取引するようなスキャルピングをやってる人だったら、一ヶ月にいったい何pipsのスプレッドを支払っているか、計算したら恐ろしい数字になると思います。

だからスプレッドの狭さについては、真剣にこだわってください。
前述の試算でお分かりの通り、手法にこだわるよりも、とりあえずスプレッドが狭い業者に乗り換えるだけでトレード成績が劇的に改善する余地があることをよく考慮してください。
 

というわけで、FX業者を選ぶときは、とにかく狭いスプレッドにこだわって選んでください。
1pipを笑う者は1pipに泣く。

※追記

変動制スプレッドの業者はなるべく避けたほうがいいです。たとえば「1~3pipsの間で変動します」と書いてあったら、たいてい3pipsでの約定が多い。原則固定のスプレッドの業者のほうが良心的であることが多いようです。

また、見かけ上のスプレッドが狭くても、実際にはスリッページが発生しまくって、実質スプレッドが広くなる業者も少なくありません。約定が滑るかどうかは実際に使ってみないと分からないところですが、FX業者選びでは「スプレッドの狭さ」と「滑りにくさ」をセットで吟味しましょう。

滑りにくいのであれば、多少スプレッドが広くても問題ありません。というか、むしろ滑らずに狙った値で約定することのほうが大事です。

スプレッドとスリッページの関係については下記の記事もご参照ください。

海外FXで超短期&爆発的複利を狙うシンプルな方法
かつてこのブログで書いた、10pips複利や5pips複利に関する記事は、おかげさまで最近でもアクセス数が大変多くなっています。 ...
スポンサーリンク
レクタ大
レクタ大

フォローする

スポンサーリンク
レクタ大