「取り戻す」という考えは負けの上塗り

大きく負けて、熱くなって「取り返してやる!」という気持ちになってさらに傷口を広げる・・・というパターンが非常に多いようです。

しかしこれは絶対にダメ。

取り返す・取り戻すという気持ちが強いと、失った金額に焦点が合ってしまう。

その結果、自分に都合のいい(失った金額を取り返せるだけの)トレード計画を立ててしまいます。

こうなってしまうと、相場状況や合理性のある目標pipsで考えることが出来なくなる。金額そのものに焦点が合ってしまうのです。

根拠も合理性も失ったトレードが成功するはずがありません。
こうして負けで熱くなった感情がさらに負けを加速させます。

以前の記事でも書いたとおり、冷静で合理的な根拠にもとづいて仕掛けや手仕舞い、ポジションサイズを決める。

そして負けが込んだら、その日はトレードを一切やめる。
どれくらい負けたらやめるのかは人それぞれですが、僕の場合は以前にも書いたように、おおむね資産の4%以上減ったらやめることが多い。

もし1日で10%なんて減ったら、その後どんなチャンスが来たと思っても問答無用でトレード停止です。

負けたらすぐに逆襲を考えず、しばらく頭を冷やす期間が大切です。

 

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